【医師監修】AGAの仕組みと治療薬について
最近、髪の毛が減ってきた・・・?
鏡を見ながら、ふと感じたことはありませんか?思い当たる方は要注意。それ、AGAかもしれません。
AGA(Androgenetic Alopecia)とは「男性型脱毛症」と呼ばれ、男性ホルモンの影響が原因で生え際や頭頂部の毛髪が薄くなるのが特徴です。AGAは進行性の病気といわれ、一度発症すると薄毛がどんどん進行していきます。そのため、早めの対策がとても大切です。
そもそも、なぜ薄毛になるのか?というAGAのしくみと、AGAの進行を防ぐ治療に用いられるお薬について解説していきます。
薄毛の原因はヘアサイクルの乱れ!?
薄毛になってしまう原因は、ヘアサイクルの乱れです。
健康的な毛髪は「成長期・退行期・休止期」というサイクルを経て髪が成長し、伸びていきます。このサイクルが乱れると、髪が十分に成長し伸びる前に抜けてしまうため薄毛の進行に繋がってしまいます。
ヘアサイクルが乱れる原因はさまざまですが、中でも、男性ホルモンの影響が原因で薄毛になるのがAGAです。
AGAのしくみ
- 男性ホルモンの一つ・テストステロンと酵素の一種・5aリダクターゼが結合する
- DHT(ジヒドロテストステロン)が生成される
- DHTが毛根にあるホルモン受容体と結合する
- 脱毛の指令が出される
これらの過程を経てまだまだ成長できたはずの髪の毛が抜けてしまうため、正常なヘアサイクルが乱され薄毛が進行していってしまうのです。
AGA治療薬は“守り”と“攻め”の成分がカギ
AGA治療を行うにあたって、主に用いられるお薬の成分が下記の2種類あります。
①抜け毛を防止する“守りの成分” フィナステリド・デュタステリド
②発毛を促進する“攻めの成分” ミノキシジル
これらの成分がどのような働きをするのか見ていきましょう。
<守り> 抜け毛を止める成分:フィナステリド・デュタステリド
髪の毛が成長しきる前に抜けてしまうのを防ぐためには、脱毛のきっかけとなるDHTの生成を抑える成分、フィナステリドとデュタステリドが有効です。
5αリダクターゼの働きを抑制し、テストステロンとの結合を防ぐことで、DHTの生成をストップします。フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型にのみ作用し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型の両方に働きかけます。抜け毛が抑えられることで、髪の成長期が長くなり、ヘアサイクルが整っていきます。
<攻め> 発毛を促す成分:ミノキシジル
ミノキシジルは、毛髪が作られる細胞を刺激し、新しい髪の毛の育成を促します。
毎日コツコツ続けるAGA治療
サステナオンラインクリニックのAGA治療は、これらの効果が認められたお薬を用いて、薄毛のヘアサイクルから正常なヘアサイクルへと整えていきます。ヒトの体にはさまざまな再生サイクルがあります。肌のターンオーバーは約2ヵ月、筋肉の細胞が入れ替わるサイクルは約3ヵ月など。そして、ヘアサイクルが整うには最低6ヵ月~数年必要と言われています。健康な毛髪は一日にして成らず。根気よく対策を続けることが大切なんです。
サステナオンラインクリニック概要
https://sustaina.vitabrid.co.jp/
※サステナオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームです。
※保険適用外の自由診療です。
【AGA治療プラン】
●1ヵ月定期コース
[デュタステリド+ミノキシジル]7,800円/月
[フィナステリド+ミノキシジル]6,800円/月
※初回のみ1,980円から治療が始められます
※初回送料無料。2ヵ月目より別途送料110円がかかります
●12ヵ月定期コース
[デュタステリド+ミノキシジル]年間 65,520円(1ヵ月あたり5,460円)
[フィナステリド+ミノキシジル]年間 57,120円(1ヵ月あたり4,760円)
※12ヵ月定期コースは送料無料
※料金は全て税込
フィナステリド・デュタステリドの主な副作用
肝機能障害、かゆみ、蕁麻疹、リビドー減退、性機能不全 など
ミノキシジルの主な副作用
動悸、息切れ、頭痛、手足の浮腫、体重増加、多毛症、肝機能障害 など
当院で扱っているお薬の注意事項